体に問題を抱える人のほとんどの症状は、肩こりや腰痛です。
    この肩こりと腰痛は、オフィスパフォーマンスを低下させる原因の大半です。
    仕事の効率が低下して、自分の最大パフォーマンスを引き出せなくなれば、仕事もプライベートも悪循環に陥ります。
    さらに、長時間のデスクワークは病気との関係が深く、寿命を短くするというデータもあります。

    あなたのデスクワークの過ごし方は大丈夫ですか?
    そのまま放っておくと、刻一刻と体が蝕まれ続けるかもしれません。
    そうならないためにも、デスクワークの正しい過ごし方をお話していきましょう。

    目次

    1.デスクワークが危険な理由

    2.日本は座り大国

    3.デスクワーク時のポイント

    (1)肩回し
    (2)足踏み
    (3)ストレッチ
    (4)深呼吸
    (5)水分補給

    まとめ

    1.デスクワークが危険な理由

    デスクワークといえば、パソコン作業が主体となります。
    パソコン作業中の自分の姿勢をチェックしたことはあるでしょうか。

    • キーボードを手は前にあるため、肩は巻き肩になる
    • 画面に集中するため、首は前に入りストレートネックになる
    • 背中が曲がってきて、お腹の力が抜けるため、腰痛になる
    • 長時間画面を見ることで、目が疲れてくる
    • 長時間座っていると、太ももとお尻が体重で圧迫されて下肢の血流が悪くなり下肢が浮腫む
    • 肩に力が入ってきて、肩こりになる

    といった症状が表れます。

    このような状態で、1日7~8時間を週5日も繰り返せば、いずれ体は悲鳴をあげます。
    体のストレスだけでなく、痛みや倦怠感はメンタル的なストレスにもつながり、健康に危害を及ぼしかねません。

    2.日本は座り大国

    現代人は1日の約60%を座って過ごしています。
    特に日本人は、平均で1日7時間を座って過ごしており、世界で1番長い時間座っている国と言われています

    長時間座り続けることが、様々な病気につながり、死亡リスクを高めることがわかっています。
    すなわち日本人は座り姿勢による死亡リスクが高い国民ということです。

    日本人が座る時間が長いのは、文化や習慣の表れだと考えます。
    学生時代は、机に座り黒板をみながら先生の話を聞いていました。
    社会人になれば、長時間労働によるデスクワークもあり、子供の時の教育から社会人になる大人まで座って過ごすことが多いです。

    さらに加えて運動不足となれば、座っている時間はさらに長くなります。
    しかし、デスクワークをしない訳にはいけません。

    そこで、デスクワーク時に少し意識を変えることで問題を解決して行きましょう。

    3.デスクワーク時のポイント

    (1)肩回し

    パソコン作業の合間に肩回しを行いましょう。
    巻き肩は肩が巻いているだけでなく、肩甲骨の位置も正しい位置より背骨から外側に離れていきます。
    そのため、肩を回す時に肩甲骨を背骨に寄せながら胸を張るように意識しましょう。
    肩甲骨の位置が正しい位置に戻り、姿勢も正しくなります。

    (2)足踏み

    30分に一度くらいのペースで椅子から立ち上がり、トイレ休憩や軽い足踏みを行いましょう。
    長時間座る姿勢が続くとお尻から太ももの裏にかけて上半身の体重がのります。
    その結果、下半身の血流が悪くなり、浮腫みや腰痛につながります。
    その場で1分くらいの足踏みをすることで、全身の血液循環を良くしてくれます。
    エコノミー症候群対策としてもつかえるので、是非行ってみてください。

    (3)ストレッチ

    長時間同じ姿勢が続くと、筋肉は固まります。
    特に筋肉全体が均等に固まるわけではなく、負担に偏りがでて、肩こりや腰痛を引き起こしてしまいます。
    ストレッチする時間やスペースが確保できない場合は、背伸びでよいので30分に1度は筋肉をリラックスさせる時間をとりましょう。

    (4)深呼吸

    パソコン作業に集中しているときは、呼吸が浅くなっています。
    特に吐く量が少なく、吸ってばかり呼吸になると、筋肉を緊張状態にしてしまい、自律神経も乱れやすくなります。
    デスクワークの合間に深呼吸を入れるようにしましょう。

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    (5)水分補給

    簡単なようですが、大きな落とし穴は水分補給です。
    オフィスにいると、珈琲をよく飲む人がいますが、珈琲は水分補給ではありません
    むしろ珈琲には、カフェインが含まれているため、利尿作用で脱水の働きがあります。

    水分補給では、ミネラルウォーターがおススメです。
    トイレ休憩の時や時間を決めて、こまめに水分を補給しましょう。

    まとめ

    生活が便利になればなるほど、人間は横着になります。
    パソコンやスマホなど、今や生活になくてはならない物となっていますが、体には大きな負担となっています。
    少しでも体の負担を和らげられるように、デスクワークでの意識を変えてみてください。

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    この記事を書いた人

    株式会社ミリオン・フィットネス  
    代表取締役 林 界斗

    NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
    NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
    カイロプラクティック整体院 トレーナー
    運動特化型デイサービス トレーナー

    「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
    主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」

    ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。

    ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。

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