皆さんは、自分にあったフィットネスは見つかっていますか?
フィットネスといっても、ジョギング、水泳、エアロビクスダンス、ウォーキング、サイクリング、筋力トレーニング、ヨガ、ピラティスなど様々ですが、結局どの運動が一番適しているのか、迷っておられる方は多いでしょう。
また、運動の目的も人それぞれ・・・
など、さまざまでしょう。
そこで、このようなことを踏まえて、フィットネスとは何かも理解しながら、その選び方についてお話していきます。
1.フィットネスとは
2.運動の種類
(1)レジスタンストレーニング
(2)有酸素運動
(3)HIITトレーニング
(4)ヨガ
(5)ピラティス
3.自分にあったフィットネスの選び方
(1)特異性の原理の理解
(2)継続できる
まとめ
フィットネス【fitness】とは、元来は“体力”という意味があります。
現在では、“健康の維持・増進”を目的に行う運動のことも指しており、皆さんもそのイメージが強いのではないでしょうか。
ココでは、厚生労働省のサイトにうまくまとめられてありますので、以下に引用します。
元来は体力という意味であるが、現在では健康の維持・増進を目指して行う運動のことも指す。
フィットネスとは元来は体力という意味ですが、近年は健康の維持・増進を目指して体組成(体脂肪率)の正常化・心肺機能の向上・筋力強化・筋持久力や柔軟性の向上などを行う運動のことを表すようになりました。
運動機能の向上・怪我の予防や運動能力向上のためのウォームアップや次に行う運動のための準備運動、疲労回復のための整理運動、ストレス解消、障害疾患の予防とリハビリテーションなど健康のための様々な目的のために行われます。
目的や時間・予算に応じて、自宅・屋外・運動施設・スポーツクラブなど様々な場とそれぞれの方法がありますが、ある程度の運動量が伴う場合は健康診断と体力測定を行った上で、運動量や方法について専門家の指導を受けることが効果や安全のために必要です。
フィットネスを行う際には、いずれの内容であっても下記を注意点としてください。
・効果を得るために適切な強度や量であること
・安全性に十分配慮されていること
・楽しく、継続できるものであること
・科学的根拠に基づいていること
以上出所:厚生労働省e-ヘルスケア フィットネス より
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-078.htm
レジスタンスとは「抵抗」という意味をもつことから、レジスタンストレーニングとは「抵抗を加えたトレーニング」を指します。
ダイエットやボディメイクなどのパーソナルトレーニングジムは、主にレジスタンストレーニングを推奨しているところが多く、バーベルやダンベルなどの負荷を利用してスクワットやベンチプレスなどを行います。
※レジスタンストレーニング(筋トレ)の運動効果については、以下のブログでご紹介していますので、是非ご覧ください。
「筋トレの効果を見直そう」
「筋トレを効率的・効果的に行うコツ」
「筋トレの驚きの効果」
参考:厚生労働省e-ヘルスケア レジスタンス運動
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-058.htm
有酸素運動とは、ウォーキング、ランニング、水泳などの長い時間動き続ける運動のことです。
私たちの体が動くには、体内でエネルギーを生み出す必要があります。
これをエネルギー機構と言い、ホスファゲン機構、解糖系機構、有酸素系機構の3つのエネルギー機構があります。
この3つの中で、唯一エネルギーを生み出す過程で酸素を必要とするのが、有酸素系機構です。
そのため、有酸素運動と無酸素運動の違いを判断する一番の要因は、エネルギー機構の優位性で決まるということです。
参考:厚生労働省e-ヘルスケア エアロビクス / 有酸素性運動
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-072.html
※有酸素運動とエネルギー機構については、ブログ「健康に役立てる有酸素運動VS無酸素運動」で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
High Intensity(高強度の運動) Interval(休憩) Training(トレーニング)の頭文字を用いて呼ばれるトレーニングです。
最近You Tubeで「自宅で簡単脂肪燃焼トレーニング」と称して紹介している動画は、主にHIITトレーニングです。
実施方法は、20秒くらいハードに動き続けて、10秒くらいの休憩をとり、再度ハードに動くといったことを4分~20分くらいの短い時間行います。
短時間で最も脂肪燃焼効果を発揮するトレーニングとも言われており、ダイエットにも効果的とされています。
心拍数を向上させるため、心肺機能の向上も期待できます。
正しい姿勢と体の使い方を習得して体の歪みを改善して、柔軟性を向上する効果があります。
そこに呼吸や瞑想を組み合わせることで、集中力が高まり、安定した精神状態をつくることができます。
近年では、ハードヨガやエアリアルヨガなどといったトレーニングに特化したヨガも主流になってきていますが、本来の目的は「苦痛からの解放=快適で安定した心を作ること」にあります。
なお、ヨガのポーズや呼吸法の順番は、“人間が生まれて死ぬまで”を表現しています。
参考:厚生労働省e-ヘルスケア ヨガ
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-085.html
ピラティスとは、呼吸と共に背骨やインナーマッスルを活用するトレーニングです。
よくレジスタンストレーニングはアウターマッスルで、ピラティスはインナーマッスルといった意見も耳にしますが、私はそのようなことを決めつける必要はないと考えています。
レジスタンストレーニングを行ううえで、インナーマッスルを使えることは非常に大切です。
腹圧を高め関節を安定することができなければ、ウエイトを扱った時に怪我をする危険があるからです。
ピラティスは呼吸で筋肉を活用しながら、姿勢を崩さずにゆっくりと体を動かす運動です。
そのため、高強度のレジスタンストレーニングを実施していても、インナーマッスルをつかえていなければピラティスの動きはかなり苦戦するでしょう。
参考:厚生労働省e-ヘルスケア ピラティス
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-083.html
※呼吸については、以下のブログで詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。
「筋トレに呼吸は大切」
「呼吸は最強の筋トレだ!」
自分にあったフィットネスの選び方のポイントは、「特異性の原理の理解」と「継続できる」です。
この2つをおさえておけば三日坊主になることはありません。
トレーニングは手段であり、トレーニングをすることが目的ではありません。
トレーニングの目的によって、手段であるトレーニング内容は変わるということです。
例えば、フルマラソンを完走したい人が100メートル走の練習はしません。
フルマラソンを完走したい人には、パワーや筋力を強化するトレーニングではなく、筋持久力や心肺機能の向上を目的としたトレーニングを行います。
このようなことを“特異性の原理”と言います
すなわち「トレーニングの効果は運動様式に依存する」ということです。
トレーニングを行う目的が筋力アップなのであれば、ヨガ、ピラティス、ランニングではなくレジスタンストレーニングを行う必要があります。
そうであれば、フィットネスの選択肢は、レジスタンストレーニングが行えるフィットネスジムやパーソナルトレーニングジムという選択になります。
このように自分のトレーニングを行う目的を考えてみると、フィットネス選びの答えにたどりつくでしょう。
自分にあったフィットネス選びで、最も大切なことは“継続できる”です。
トレーニングは一夜漬けでなんとかなるものではありません。
その時のモチベーションだけで頑張っても、続けなければまた元の体に戻ってしまいます。
弊社でも、お客様の初回カウンセリングを行った時は、モチベーションが高い人がほとんどです。
など、目標に向かってモチベーションが爆上がりしています。
しかし、最初のモチベーションを維持し続けることは難しく、時間とともに徐々に降下していきます。
モチベーションを維持し続けることがいかに難しいかを知っているため、私は会員様に「やりきることよりも、サボりながらでも続けること」を重視するように伝えています。
ストイックになるのも結構ですが、必須ではありません。
それよりも、「自分はこれなら続けられる」というフィットネスを探すことが大切です。
世間には、数多くの情報やフィットネスジムの中から自分にあったフィットネスを選ぶのは苦労します。
当然ながら、運動を行うからには効果も期待します。
しかし運動は、効果以上に大切なことは継続することです。
効果は、継続の結果としてご褒美についてきます。
体は正直で、運動をすれば、しない時より確実に変化が起きます。
そのことからも、やはり最も大切なことは“継続”なのです。
そのためには、まずスタートしなければなりません。
トレーニングをする目的をしっかり考えて、自分が「これなら続けられる」というフィットネスを選ぶことが大切です。
弊社の会員様に目を向けますと、おかげ様で契約を2回以上リピートくださる方は約9割いらっしゃいます。
最も長い方は、2年前の創業当時からの会員様もいらっしゃいます。
最後に、その理由も参考にしてくだされば、継続や選択のヒントになるのではと考えご紹介いたします。
弊社のコンセプトは、“身体のコンディショニングを整えて、パフォーマンスを向上させる”です。
お客様の日常生活、仕事などのパフォーマンスが向上するように、トレーニングで筋力強化して、ストレッチで体のケアを行う、コンディショニングトレーニングジムとして運営しています。
※コンディショニングジムについては、ブログ「時代はコンディショニングジム」で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。
したがって、トレーニングのサポートはもちろんですが、ストレッチの技術も整体専門店と同等の内容で実施しています。
ありがたいことに、医療関係の会員様からもご評価いただいています。
その結果、実際に会員様からも「ミリオン・フィットネスに通い始めてから整体院に行かなくなった」という声も多く頂いております。
さらに、上述でご紹介した“特異性の原理の理解”と“継続できる”という点でご紹介しますと・・・
また別の視点ですが、あえて付け加えると・・・
このような点も、継続のポイントとなっているとのことです。
※ジム選びのコツについては、ブログ「継続できるジム選びのコツ」で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。
株式会社ミリオン・フィットネス
代表取締役 林 界斗
NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
カイロプラクティック整体院 トレーナー
運動特化型デイサービス トレーナー
「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」
ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。
ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。
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