便秘とダイエットの関係性

「食事制限しているのに体重が落ちない」そこのあなた！
便秘が原因かもしれません。
便秘の原因にあげられるのがダイエットです。

しかし、もともとの食生活の乱れ、運動不足、遺伝などで便秘症状がある人は、便秘が肥満を誘発しているかもしれません。
便秘で腸内環境が悪いと、メンタルもネガティブ思考になり、ダイエットのモチベーションも低下してその結果、ダイエットを途中で断念してしまいます。

そうならないためにも、便秘とダイエットの関係性を理解しましょう。

目次

１．便秘とダイエットの関係性

２．便秘解消で痩せ体質になる方法
（１）小麦粉を控える
（２）良質な脂質を摂取する
（３）食物繊維を摂取する
（４）呼吸を意識して運動する
（５）こまめに水分補給する

３．腸内環境の改善でポジティブ思考になる！

まとめ

１．便秘とダイエットの関係性

ダイエットで極端な食事制限を行うことで、大腸の蠕動運動が低下して便秘になるケースがあります。
そのため、過度な食事制限ではなく栄養バランスを意識した食事でダイエットをする必要があります。

例えば

野菜や海藻類などの食物繊維やオリーブ、魚などの良質な脂質を摂取することで排便を助けてくれます。
ダイエットがうまくいかない人や、ダイエットしてもすぐに体重が停滞する人は、腸内環境を見直して便秘であれば改善する必要があります。

※腸内環境に関しては、以下のブログでも詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。

腸内環境を整えるメリットと有効な食べ物
便秘で苦しむ皆さんへ

２．便秘解消で痩せ体質になる方法

腸内環境が悪くなり便秘に悩まされると、ホルモンの分泌量の低下や内臓代謝の低下などといったダイエットに不都合な状態になります。
基礎代謝の一部でもある内臓代謝は簡単には増えませんが、便秘状態と便秘が解消された状態では大きく違います。

便秘を解消して痩せ体質になる方法をご紹介しましょう。

（１）小麦粉を控える

小麦粉には、消化されにくいグルテンというたんぱく質が含まれています。
グルテンは腸の粘膜に張り付いて、炎症を引き起こして腸内環境を悪化させます。

※小麦粉に関しては、ブログ「小麦粉は悪なのか･･･!? 」でも詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

（２）良質な脂質を摂取する

便秘解消や予防には脂質を摂取する必要があります。
カロリーの高い脂質は、ダイエット時に避けられがちですが、短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸といって体内で脂肪になりにくい脂質は、腸内環境にも良いとされています。

• 短鎖脂肪酸：ビフィズス菌、オリゴ糖、発酵食品を積極的に摂取しましょう。
• 中鎖脂肪酸：ＭＣＴオイルやココナッツオイルなどを積極的に摂取しましょう。

良質な油の選び方は、肉の脂ではなく魚やオリーブオイルなど“油”を選ぶようにしましょう。

※脂質に関しては、以下のブログでも詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

脂質を極めればダイエットは成功する
肥満や美容に関心のある方必見！良質な脂質の選び方

（３）食物繊維を摂取する

便秘解消や予防には、緑黄色野菜、根菜類、果物、海藻類などの食物繊維が豊富な食材を摂取しましょう。
食物繊維の豊富な食材は、炭水化物ですが低カロリーなため、ダイエット食品としてもおすすめです。

※食物繊維に関しては、ブログ「ダイエット、忘ちゃいけない食物繊維」でも詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

（４）呼吸を意識して運動する

運動することで、腸の蠕動運動も良くなるため便秘が解消するでしょう。
排便時のいきむ力が低下するのも便秘の原因となるため、運動時に呼吸を意識すると良いでしょう。

※呼吸と運動に関しては、以下のブログでもご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

筋トレに呼吸は大切
呼吸は最強の筋トレだ！
運動不足におススメ自宅トレーニング

（５）こまめに水分補給する

こまめに水分を摂取することで、便の水分バランス（水分：７５％、固形成分２５％）が良くなり腸内を移動しやすくします。
コーヒーや緑茶などはカフェインやカテキンの利尿作用が発生して水分補給にならないため、なるべく常温に近い水を飲みましょう。

※水分に関しては、ブログ「「肩こり」「腰痛」は水分不足が原因かも！？ 」でも詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

３．腸内環境の改善でポジティブ思考になる！

精神疾患と腸内は大きな関係があります。
ネガティブな人や、やる気がでない人は、腸内で作られるセロトニンホルモン（幸福ホルモン）の分泌量が低いことがわかっています。
そのため、幸福感を感じることが少なく気持ちもネガティブ思考になります。

さらに、セロトニンホルモンの分泌量が低下すると、睡眠の質を向上させるメラトニンホルモンの分泌量も低下して睡眠の質が低下します。
その結果、自律神経である交感神経と副交感神経の優位性に乱れがでて疲れやすく、さらにメンタル面の異常につながってしまいます。

ダイエットやトレーニングの際に、メンタルの安定感は重要です。
体重や見た目も大事ですが、まずはメンタルのためにも腸内環境を整えるところから始めましょう。

※メンタルの重要性に関しては、ブログ「メンタルケアにはトレーニング 」でも詳しくご紹介しておりますので是非ご覧ください。

まとめ

便秘はダイエットだけなく、大腸がんのリスクを増大するため、放置していてはいけません。
ダイエットのため、健康のため、さまざまな理由で便秘という腸内の異常事態を解消する必要があります。

病院へ受診すれば薬や浣腸などで処置してくれますが、なるべく自力で排便を行えるように運動や食事などできることから、日々コツコツと実施してみてください。

この記事を書いた人

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