「〇〇さんは意識高いですね」なんて事をよく耳にしますが、皆さんは日常生活の中で「意識を高くしよう」「意識して何かしよう」などと考えたことはあるでしょうか。
例えば、ダイエットを決意して、「食事制限を試みても自分の意識が低いせいでうまくできない」なんてこともあります。果たしてこれは自分の意識が低いせいなのでしょうか?
今回の内容は「意識を変えるコツ」についてです。ブログを読み終えた後には、自分の意識の弱さだけではない事に納得できるでしょう。
”意識”とはどういうことなのか解説していきましょう。
目次
1.意識の種類
2.意識を強くするには
まとめ
意識とは、”潜在意識”と”顕在意識”の2つに分けられます。
(1)潜在意識
俗に言う無意識のことで、顔の表情や行動など自覚せず表面上で行っている事を指します。
(2)顕在意識
意識して行なう事で、発言や行動で行おうとする事です。
2つの割合は潜在意識が97%、顕在意識3%です。私たちはほとんど潜在意識の中で生活をしているといえます。簡単に表せば、顕在意識が氷山の一角見える部分で、潜在意識が海の中の見えてない部分になります。このことからもダイエットを成功させるには潜在意識に注目する必要があるのが分かります。
ダイエットするための行動は”顕在意識”でどうにか変える事ができます。
しかし、内面である潜在意識の支配は簡単にはコントロールできません。そのため、潜在意識の書き換えが必要です。
潜在意識とは、人間の本能である、命を守るという想いからできています。
これは、ホメオスタシスという機能が働き、体を維持しようとします。そのため、ダイエットで習慣を変える事は今の安心安全の領域から出てしまうので、危険だと思い込むようになっています。
コンフォートゾーンから抜けるのは怖くて勇気がいるので、潜在意識が負けてしまうのは自然で当たり前のことなのです。
では、その本能を変えていくにはどうすればいいのでしょうか。それは自分は○○であると思い込む事が必須です。脳内に自分のセルフイメージがどう焼き付けられているかです。体型を例にしますと自分が太っているという事を自覚している場合、逆に太りやすい行動をとってしまうということがいわれています。
自己意識が強いとそれが刷り込まれてしまうようです。
そのため、私は痩せているという風に思い、その姿をイメージする方が痩せている人の行動を取りやすいです。
要するに理想の自分でいる未来をイメージするということです。
そのイメージは日中よりも寝起きと寝る前が潜在意識に刷り込みやすいです。
日中は生活の為に顕在意識が優位で潜在意識に注目する事が難しいからです。
これはすぐ定着しないので繰り返し継続していく必要があります。最初からできなくて当然なので、例えば壁に理想の自分や目標を貼ったりするなど目につくようにするのがオススメです。
意識を変えるには潜在意識の書き換えが必要だと解説しました。
ダイエットだけではなく、あらゆる分野や自己実現に活かせると思います。
意識はそのようにできているので、体型と同じ様にコツコツと積み重ねて、理想の自分を目指していきましょう。
この記事を書いた人
株式会社ミリオン・フィットネス
トレーナー 那須 陸哉
NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
アニマルフロー レベル1インストラクター
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定
・メディカルトレーナー
・リラクゼーションセラピスト1級
運動特化型デイサービス トレーナー
代表の林が講師をしていたWorld trainers academyで林に師事し当業界に入った。自宅でも常に自己研鑽に励み、トレーニングや健康に関する学習はもちろんのこと、お客様にお勧めするトレーニングやストレッチは、時間があれば常に自身で試し、お客様の生活の質向上や健康的な生活へ導く準備に余念がない。また、USJでの前職経験があり、お客様に楽しんでいただく精神はトレーナー随一と評判が高い。将来が有望な若手である。
ミリオン・フィットネスは、吹田 千里山・南千里のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。
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