新しい生活様式の中、外出自粛やリモートワークなども常態化し、ビジネスパーソンも座っている時間も長くなりがちです。
一方、季節や空調など厳しい環境のなか、立ちっぱなしであったり、営業外回りなどでお疲れの方も多くいらっしゃるでしょう。特に同じ姿勢が長く続くお仕事の方は、筋肉の硬化を招き血流が悪くなりコリが生まれたり、関節の可動域に制限がかかり思うような動きができなかったりします。その結果、関節への負担増やパフォーマンス低下を起こし、体のみならず仕事にも影響が及びます。さらに、営業時間短縮など仕事のリズムや周囲との付き合い方なども変化し、精神的ストレスも増え、仕事に対する意欲低下や、相手への配慮欠落などメンタル面にも影響が及び、遂には仕事のミスにつながりかねません。
しかしながら、家庭でも社会でも働き盛りのビジネスパーソンは、日々の仕事に没頭し、気が付いてみれば自分の健康管理どころではないという方も多いと思います。「言われなくても分かっている」「いや大丈夫、体力には自信がある」と思っていても、人間の体力は着実に想像以上に衰えていきます。
一方この機会に、自分の健康に関心が高まった方も多くおられます。2021年4月からは70歳雇用確保の努力義務が始まり、年金受給まで少しでも長く勤められるようにと、体を鍛え始めた方もいらっしゃいます。
いずれにしても、健診結果も気にならず、免疫力も高く、良いパフォーマンスが発揮できる土台=身体資本づくりはビジネスパーソンには必須です。そのカギを握るのは、「運動」と「食事」と「休養」です。
確かな根拠にもとづき、一人ひとりに合わせたきめ細かで適切な指導を受けることが早道です。遅くなれば、取り戻すのにそれだけ多くの努力が必要となります。
さあ、さっそく始めましょう。